熊本市

「ダメなALT」と考えられる画像

熊本市には「ひごまるコール」というコールセンターがあります。その対応時間は画像では8時から20時、代替テキストでは8時から21時と差があります。他のページを見ることでどちらが正しそうか類推できるとは思いますが、速やかな修正が必要な部分と感じます。

福岡市

「ダメなALT」と考えられる画像

「福岡市LINE公式アカウント」の友だち数の数位を示したグラフです。記事の主題としては、本文に記載のとおり8月24日に100万人を突破したことだと思います。その参考として掲載されているグラフとは言え、代替テキストを「友だち数推移」だけにするのではなく、開始翌日に約10万人、開始一年で約32万人ということも代替テキストとして反映させることが望ましいでしょう。

北九州市

「ダメなALT」と考えられる画像

北九州市に来てもらう、住んでもらうためには他都市に対する優位性を打ち出すことが必要だと思います。この画像のように「子育てしやすい街 第1位」であることやここには挙げていませんが「オトナが住みたい街 第1位」であることもより伝わるようにすべきですが、どちらにも代替テキストがありません。大事なところだからこそ画像で強調したいはずです。であれば、代替テキストがいらないわけありません。

広島市

「ダメなALT」と考えられる画像

自治体サイトに広告が掲載されているケースは数多くあります。代替テキストという意味でいうと「広告:○○○○」(○○○○は社名・サービス名)が一般的でしょう。広島市では、広告代理店が広告枠の管理をしているようです。本来、広告募集中の枠にはその旨が記されるのですが、ここでは「株式会社ホープ」とあります。視覚的には広告募集中となっていながら、代替テキストとしては代理店自信の宣伝につながっていると考えられる状況と言えます。

岡山市

「ダメなALT」と考えられる画像

画像は、この調査結果ページに掲載する際に縮小したのではなく元々この大きさです。ですので代替テキストがどうということではなく、一部の文字しか読むことができません。そして、読むことができる文字以上に代替テキストとして表現されているという珍しい状況です。この画像を作成した方は、文字を読むことができるのでしょうか。

神戸市

「ダメなALT」と考えられる画像

親がこども2人を自転車に乗せているイラストです。「ひとり親家庭への支援」ページへの掲載ですので意味があるとも考えられるでしょうし、装飾であると見なして代替テキストを空にするのもありだと思います。神戸市ではそのどちらでもなく「 」(全角スペース)を用いています。どのような意図があるのか、どのような利用者にメリットがあるのか気になります。

堺市

「ダメなALT」と考えられる画像

窓口を示すイラストに対して「窓口のイラスト」という代替テキスト。何ら問題ないように思われるでしょう。ですが、このアイコンが「やさしいにほんご」のページであったら状況は変わると思いませんか。実際に、このアイコンが置かれているページでは、「窓口」という言葉ですら、「窓口(まどぐち)<手続き(てつづき)をするところ>」と説明しています。対象者の語彙・読解レベルに合わせたコンテンツということであれば、代替テキストであってもそうすべきと考えるのが自然ではないでしょうか。

大阪市

「ダメなALT」と考えられる画像

大阪市が発行する電子書籍の中の一つ「市民防災マニュアル」の表紙です。表紙をクリックすると電子書籍が閲覧できるようですが、この画像の代替テキストは空です。表紙画像下部にはテキストがありますがこのテキストにはリンクが設定されていません。代替テキストをこのままにするのであれば、テキストをリンク範囲に含めるという手法もあるので検討されるとよいでしょう。

京都市

「ダメなALT」と考えられる画像

「ブロック塀等の除去工事の費用に対する助成制度はこちらから」と明確な意味を持ったリンク画像ですので、この場合の代替テキストは画像上の文字列と同じにすべきだと考えます。現在の代替テキストは、「 」(全角スペース)です。ここに、どのような意図があるのか、どのような利用者にメリットがあると考えているのか気になります。

名古屋市

「ダメなALT」と考えられる画像

ページ内にimg要素がかなりの割合で使われています。代替テキストは画像上の文字と全く同じになっているものが多いのですが、とてもまわりくどいと感じたのが例示の画像です。画像には「名古屋市からのお知らせ」であるのに対して、代替テキストは「名古屋市からのお知らせを表示。お知らせ枠を表示するための画像ボタン」となっていて動きの説明までしていることが過剰に思えます。これによって何かが伝わりやすくなるのでしょうか。

浜松市

「ダメなALT」と考えられる画像

代替テキストには「ものナビ」とだけ記されていますが、実際は「SOU|浜松ものづくり企業ナビ」というサイトへのリンクです。浜松市のトップページに並ぶ他のリンク画像は、画像上に記された文字が忠実かつ適度に表現の調整がされた状態になっているものが多くあります。ですが、その状況から判断するとこの「ものナビ」だけはとても抽象度の高い代替テキストになっています。サイト表現の雰囲気に合わせるというケースがあるかもしれませんが、そもそも何かわからないところにアクセスはしないので、より具体的な代替テキストをつけるべきです。

静岡市

「ダメなALT」と考えられる画像

静岡市立登呂博物館で行われている企画展「富士山がみえる」の紹介画像です。代替テキストには「富士がみえる」としか表現されていませんので、静岡市内の至るところから富士が見えるという状態を示しているだけかも知れませんし、隠れミッキーのようにまちのどこかに富士山の形状が現れるということかも知れず、内容は全くわかりません。というより、企画展の名称が正しく掲載されないというのはいかがなものでしょうか。

新潟市

「ダメなALT」と考えられる画像

URLから判断しますとこのページは2017年7月に作成され、その時点では、コンビニ交付サービスを実施していなかったものと思われます。その後、コンビニ交付サービス実施に合わせて画像の差し替えはしたものの、代替テキストは置き去りにされたということでしょう。代替テキストは、画像上の文字や通常のテキストと比べると意識する機会が少ないと思いますので、忘れず更新をしていただきたいと思います。

相模原市

「ダメなALT」と考えられる画像

マスコットキャラクターのページであっても代替テキストが「イラスト」など具体性に乏しい言葉の場合、何が描かれているかを想像するのは困難です。もし、キャラクターそのものが描かれているのだとすれば、モチーフや雰囲気、色合い、複数いるのか、人間っぽいのか動物っぽいのかなどを詳細に記すようにしてください。そうしないとせっかくのキャラクターが埋もれてしまうことになるでしょう。

川崎市

「ダメなALT」と考えられる画像

「市長の部屋」にあるタイトル画像です。もし、この画像に適切な代替テキストを設定するのであれば「市長の部屋 川崎市長 福田紀彦」とすべきですが、市長の姿も含まれていますのでそれを代替テキストに反映すべきかは難しいところだろうと思います。ただ、川崎市のように市長がいないことにされているのは適切ではないと考えます。

横浜市

「ダメなALT」と考えられる画像

「ロゴマークです。」だそうです。ロゴマークを定める企画があり、その結果を掲載する場合には「ロゴマーク」が代替テキストとして適切なこともあると思います。ですが、この場合はそれには該当しませんし、何よりも「このロゴマークです。」と言っている画像がリンク先で使われている状態が確認できません。「横浜市」と求人検索サイトそれぞれの「ロゴマークたちです」。」という意味でしょうか。

千葉市

「ダメなALT」と考えられる画像

これは「ピーナッツのキャラクター2」。ほかにもピーナッツのキャラクター1とピーナッツのキャラクター3はいますが、数字で区別するしかない状態です。姿かたちや3体の並びなど視覚的な情報から判断しますと、1:父、2:母、3:子だと思われます。ですが、ピーナッツのキャラクターが総勢何体かわからないうえ、文字画像に紛れている場合にはキャラクターの存在が認知できない状態なので、意図的に数字だけで区別していることが分からない限り、代替テキストからその状況を知るのは困難だと思います。

さいたま市

「ダメなALT」と考えられる画像

ページの上部に、英語版、韓国語版、中国語版コンテンツへの入口が設けられています。画像上はEnglish한국어中文と記されていますが、代替テキストはそれぞれEnglish、Hangeul、Chineseになっています。画像に記した内容の方が望ましいのであれば、代替テキストもそうすべきではないでしょうか。両者を異なったものにするメリットは何でしょうか。

仙台市

「ダメなALT」と考えられる画像

ダメなalt、いいalt、ほぼ同じ画像が並びました。どちらも「仙台市政だより9月号」で、ダメな方は青葉区、いい方は宮城野区です。同じように見えても区が変わるとルールや運用スタイルが変わるということでしょうか。リンク先はどちらも同じですのでこの先に進めば区ごとの差は生じないわけですが、「1809ao」よりも「9月号表紙」の方がわかりやすいですよね。

札幌市

「ダメなALT」と考えられる画像

札幌市消防局が作成している「とっさの時の救急ガイド」です。代替テキストとしてナント「代替テキスト」と入っています。「画像を使うときは必ず代替テキストを入れましょう」とよく言われますが、本当に「代替テキスト」と入っているケースはまれです。折角見つけましたので、修正していただけるとうれしいです。