香川県

下線のあるリンクテキストが通常のテキストと同色のため、テキストに強調のための下線があると、両者が全く同じ見た目になってしまい、区別がつかない。リンクテキストの設定方法にも違和感を覚える。「こちら」だけをリンクとする箇所もあれば、同じページにある別のリンクは100文字を超える文全体にリンクを設定していて、一貫性が感じられない。

徳島県

各陽性者に関する詳細情報を得る際のページの作りが不親切。表中で詳細情報が掲載されている資料名(資料1-1、資料3-2 など)を覚え、表の下にあるたくさんのPDFから資料名だけをたよりにリンクを特定する必要がある。表中の資料名にリンクを設定すれば、解決すると思うのだが、なぜこうなっているのだろうか。

山口県

画像で提供される情報に対する代替テキストの不足が否めない。一方「視覚に障害のある方の相談窓口について」として、テキスト情報はツイッター公式アカウントで随時発信しているとのアナウンスもある。現状、両者には情報の詳細度に違いがみられるため、部分的な代替にすぎない状況ではあるが、注目したい取り組みの一つと言える。

広島県

累計感染者数、前日比、(県独自の)感染状況レベルなどが、視覚表現を伴ったテキストでわかりやすく示されている。配慮のされていない文字画像やグラフを多く見てきたこともありたいへん好感を持った。分類の数・粒度、掲載順にも意図が感じられ、情報を整理して発信しようという姿勢が見える。

岡山県

都道府県で唯一、独自ドメインによる特設サイトを開設している。情報の見せ方や色彩がキャンペーンサイトのようで違和感を覚えるが、必要な情報をわかりやすく伝えるための方策と理解すべきか。実際には、ほとんどの個別記事は県の公式サイト内に存在しており、特設サイトは入口や分類としてしか機能していない。

島根県

ページタイトルに、注記やすべての階層の名称を含んでいるため、70文字を超える長いタイトルとなっている。「ポータルサイト」を謳っているものの、いつ、どの情報が更新されたのかを列記していないため、全体の状況を俯瞰するのには向いていないように感じられる。記者会見動画ページから、各動画ではなく「しまねっこCH」(動画チャンネル)にリンクしているため使い勝手が悪い。

鳥取県

鳥取県のウェブサイトがつながりにくくなった場合に備えて、Yahoo!JAPANと岡山県、それぞれとの協定に基づいた代替サイトが開設されている。どんな時でも情報提供を継続させる取り組みの一つとして評価できる。凝縮されたリンクテキスト、不意に現れるリンクによって開閉するエリア、意図のわからない余白など、整理整頓すべき箇所が散見される。

和歌山県

時系列で積み上げるのではなく、対象や目的、現在と過去を意識したうえで、きちんとウェブページ化していることに好感を抱く。一部、読み上げ順序が考慮されていない表組が使われているため「個人の方への情報」「県内事業者の方への情報」「対応状況等」とそれぞれのリンクリストとの関係性が伝わりづらくなっているのがもったいない。

奈良県

「緊急版の専用トップページ」として新型コロナウイルス感染症対策のコンテンツが表示されている。ページ上に配置される表示枠の位置や大きさ、余白のとり方が一定でなく、不安定に感じる。文字画像のコントラストが低い部分も目立つので、視覚表現の品質をもう少し意識できるといいだろう。

兵庫県

暫定的に県のホームとしているページと、通常版ホーム内にある「新型コロナウイルス感染症に関する情報」の両者が同一でなく、どちらがより包括的な情報を扱っているのかが判断できない。

大阪府

内容としては「新型コロナウイルス感染症関連の特設サイト」であるが、「ホーム」として扱われているためタイトルが「大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]」となっている。「外国人の皆様へ」というリンクが日本語表記しかないのは不親切な印象を受けるが、別の入口を経由したり、ページ全体を翻訳して使ったりすることなどを想定しているのだろうか。

京都府

分類それぞれに、京都府が提供している情報と、厚生労働省などが提供している情報が混在している。コンテンツの目的や対象者に合わせた並びであれば大きな問題ではないが、掲載順に意図は感じられず、整理されていないという印象を抱いてしまう。

滋賀県

「新型コロナウイルス感染症対策サイト」は公式コンテンツとして扱われているはずだが、滋賀県の本体サイトからのリンクが見つけられない。この調査で起点ページとして扱っているコンテンツは「滋賀県の状況トップページ」「新型コロナウイルス感染症に関する滋賀県の状況について」「滋賀県の状況トップページ」などとサイト内の呼称が統一されていないため戸惑いを覚える。

三重県

三重県公式サイトのデザインやレイアウトをベースにしているが、グローバルナビゲーションなどを取り去って特設サイトとして公開している。ページタイトルが「三重県」となっているが、ページ内の表記に合わせ「三重県新型コロナウイルス感染症特設サイト」と改めるべきだろう。

愛知県

感染症発生状況については、画像で示されていて適切な代替テキストが設定されていないため情報が得られない。多くの情報が「県民の皆様へ」「県の情報」の2つにしか分類されていないうえ、分類内で類似する情報を近接させるような配慮もなされていないため、目的の情報が探しづらい。

静岡県

ページには多くの画像が用いられているが、代替テキストが壊滅的。状況を説明していないばかりか「torikumireiryuuitenniconn」「iryoujyuujisyaiconn」などローマ字表記のため、例えシンプルな文字画像だとしても音声ブラウザでは意味の取得が困難な状況にある。

岐阜県

「岐阜県 新型コロナウイルス感染症対策サイト」で用いられている水色がとても淡い色(#70C7EA)のため、白(#FFFFFF)との組み合わせでは、コントラスト比が2.0:1を下回ってしまう。誰にとっても見やすい配色とは思えないので、より高いコントラストが確保できるよう配色の見直しを検討してほしい。

長野県

知事記者会見などの動画は、公開から2ヶ月以上経過しないと(書き起こし)テキストが公開されない状況にある。全く公開されないよりはまだましとも言えるが、より早期にテキスト情報が掲載されることが望ましい。リンクテキスト色には県章と同じ緑色(#18844F)が用いられている。JIS X 8341-3:2016で求められるコントラスト比は満たすものの、より高いコントラストが確保されるのがベター。

山梨県

「広報広聴グループ」のコンテンツとして扱われているため、ローカルナビゲーションに、動画制作の業者選定やコミュニティラジオに関する記事へのリンクが並ぶ。サイト構成上仕方のないことかも知れないが、専用カテゴリを設けるなど、関連情報だけを効率的に閲覧できるような工夫が望まれる

福井県

マスクをした女性のイラストの代替テキストが「マスク」。それ以外にも「○○バナー」や「○○アイコン」を代替テキストとする画像が多数配置されている。これを以ってアクセスできないという状況にはならないものの、代替テキスト設定のルールを見直してほしい。

石川県

「東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト」の派生サイトを、県の新型コロナウイルス感染症対策サイトとして位置付けているが、本体サイトにも個別の情報が掲載されている。ただ、パンくずリストが生成されておらず、所属カテゴリがわからないため、同カテゴリ内の関連情報を次々に見るという閲覧行動をとることができない。

富山県

ページ内のすべてのリンクテキストに下線がないため、リンク箇所の判別が難しい。そのうえ、複数のリンクを読点でつなぐかのような表現がなされていると、(リンクのない)普通の文章に見えてしまう。全く同じ文言のリンクテキストも多く、総じてリンクの認知・判別が困難な状態にある。

新潟県

各部署に点在する関連情報を集約し、新着情報やRSSを配信するなど丁寧な発信が行われているが、代替テキストが「基準」「推移」だけで、画像上に記された内容を一切反映していない画像が散見されるのはたいへん残念に感じる。

神奈川県

「神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策サイト | 神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策サイト」と不自然なタイトルが付けられている。サイトのURLが単なるお知らせ記事の一つのように見えるのは奇妙な感じを受ける。「知事メッセージ動画」のリンクをたどっても別の動画を含む一覧に遷移するなど細かなズレが生じている点は要改善。

東京都

オープンデータを用いた新型コロナウイルス感染症対策サイトの先駆け。公式・非公式の別はあれど、多くの他団体でこの派生サイトを作成・公開するに至っている。他言語や「やさしいにほんご」での情報提供が行われているものの、言葉が置き換わらない箇所が見られるなど改善を要する部分も散見される。

千葉県

感染者発生のたびに、疾病対策課から報道発表がなされているが、新型コロナウイルス感染症対策サイトでは、2020年7月25日を境に、それ以降の「お知らせ」が掲載されなくなっている。千葉県においてはこれを公式サイトと位置づけているため、正確な情報が発信されることを望む。

埼玉県

「新型コロナウイルス感染症総合サイト」はサイト構成上、ホーム直下に設けられているが、配下のページは公式サイト内に分散している。既存分類に「感染症対策」があるものの「新型コロナウイルス」という分類は設けられていないため、インフルエンザ等の感染症情報と混在した一覧ページが見えてしまうのは使い勝手がよくない。

群馬県

「東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト」の派生サイトを、県の新型コロナウイルス感染症対策サイトとして位置付けている。群馬県公式サイト内には別途「新型コロナウイルス感染症まとめページ」が設けられ、県の方針・施策などはこちらを起点に情報を得る構成となっている。画像の代替テキストが不適切で情報が伝わらない。

栃木県

各部署の新型コロナウイルス感染症関連情報を集約し、「医療・福祉・保健」「生活・税金」などの分野を設定して丁寧にまとめている。が、発生状況・検査状況等は、ほぼすべてがPDFによる情報提供にとどまっている。知事のメッセージ動画は記者会見の一部ではなく、そのために撮影されたもので画質・音質とも良好。

茨城県

ホームからのリンク先は「感染者の発生状況及び報道発表資料など新型コロナ情報まとめ/茨城県」であるが、実際にはもう一つ上の階層に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」というインデックスページがあり、どちらを起点にすべきか迷う。グラフ、表組等が表現された画像の代替テキストが不十分なため得られる情報が極めて少ない。