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アクセシビリティコラム

第98回 オンラインでヒートテック

夏はTシャツを着ていればどうにでもなるけれど、毎年のことながら冬はどうにもならない。そして、冬と言えばフリース、プルオーバーパーカだよねと、ファッションに疎い私はずっと前のユニクロを思い浮かべてしまうのである。いつかのコラムにこのような話を書いたような気がするが、書いた本人にもどこに書いたか探し出せなかった。とほほ

注記:「いつかのコラム」は「第71回 ネットリーダーはおしゃべりか無口か」と思われます。

そして、ユニクロオンラインというサイトで買い物をするのは、私の環境ではずっとできなかった。alt属性がないからか、もともと色番号だけで見える人には色味が画像で示されているのかよくわからないが、とにかく私にはその商品の色展開がわからなかった。で、この番号がこの商品の色を示すものだろうという予想のもとクリックしてみるのだが、次のページが開かれずお手上げ状態だった。うーん、この色選択さえできれば、ユニクロで私の普段着もちょっとしたお出かけ着も間に合うんだけれどもなあといつも悔しい思いをしていた。

このような状態になると、よっぽどのことがなければユニクロオンラインを訪れることはない。サイトがリニューアルするかもという淡い期待はしないようにしているし、また、そこまでしてほしいものでもないのだと思う。

でも、たまたま見てみた。サイトの構成は相変わらずだったのだけれど、売られている商品の色展開が非常に面倒ではあったが知ることができ、つまり、最終的には商品を購入することができたのである。できたのであるというか、できてしまったのである。

どうやって色展開を知ることができたかというと、その色番号らしきものをダブルクリックというのかな、二度ポポンと押してみたらページが開いたのだ。気のせいかなと思って、別の色番号らしきものを同じようにポポンと押してみたらやはりページが開く。色と同じようにサイズも一度押すだけでは何も変化しなかったのだけれど、二度ポポンと押してみると自分のサイズが選択できるではないか。本当に私の望んでいる色とサイズが選べているかは必殺『買い物カゴで商品選び』で確かめてみた。選べている~。歓喜!

画像:Enterキーを2回押すことで道が開けたようだが、画面上の変化は?

というように、ポポンがきっかけでできてしまったユニクロオンラインショッピング。遅ればせながらヒートテックのフラワー柄なんかを買ってみてしまったよ。ページ内容を隅から隅まで読んでいるわけではないから「在庫切れ」の言葉が耳に止まらず、買い物カゴへのボタンが効かなくて焦ったこともあったけれど、そういうときは在庫切れなんだということがわかった。表示されても在庫切れということがあるんだななどとのんびり買い物をしていると、さっきまであったはずの商品がなくなっていて、何だ?やっぱりサイトのつくりがおかしいのか?なんて思いながら買い物をしているうちに、そうかそれだけ今ユニクロオンラインにお客さんがきていて、リアル店舗と同じような感じで売り切れていくのだということが次第にわかってきた。驚嘆!

そこで、アクセシビリティに立ち返ってみると、ユニクロオンラインは決してアクセシブルなサイトではないはず。でも、今変わるとちょっとつらいと思う気持ちが正直なところある。こんなに使いにくいのだから直すべきなのだけれど、やりにくさの中にもやりやすさみたいなものを見出した自分の労力とか達成感とかをそれなりに糧にしている感じがある。こういう中で、職業人としての私は何をしていったらよいか悩むな。

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