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アクセシビリティコラム

第94回 読書環境その2 ~音訳データの利点~

アクセシビリティコラム90『読書環境』の続きになるだろうか。『サピエ』を利用して本をダウンロードすることに成功した。非常に便利である。うん、ここまでできれば視覚障害者も文句はないのではないかという感想を抱いた。しかし、難しい。

今回は、書籍が私の耳に届くまでの中の音訳データをダウンロードして読む方法について述べる。

まず、これがどうしてそんなによいかということから。書籍が音訳されていて、それがデータで提供されていることという条件はあるものの、いつでも、何冊でも読むことができる。ダウンロードができないとなると、音訳図書そのものを郵送で送っていただくか、インターネットストリーミングの形で読むしかない。郵送は、依頼をしてから手元に届くまでに時間がかかること、貸し出し冊数に限度があること、貸し出し中の図書は待たねばならないことなどの不満点があった。ストリーミングの方は、いつでも読めるメリットがあり、大変重宝ではあるが、私の場合はPCのあるオフィスや書斎でと場所に限りがあること、あとは、何となく所有感が持てないことに不満を感じていた。

これらすべてを解消するのがこのたび登場したダウンロードして読むという方法だ。少し前からダウンロードは可能だったのだが、専用のアプリケーションソフトが必要だったと思う。このたびは、PCとインターネット環境と専用の再生機(プレクストークなど)があれば多分OK。できるようになると非常に便利だが、ちょいと難しいので私の成功体験を紹介しておく。

一応、『サピエ』に「利用案内」なるものがあるが、これは『サピエ』というサイトの使い方を説明しているだけで、音声ブラウザを使える人には説明されるまでもない内容だ。私たちが知りたいのはその先なのだが・・・というところで説明が終わっている。その先は、利用者の環境によって違う部分なので説明のしようがなかったのは理解できなくもないが。その先の実践については次のコラムで。

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