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アクセシビリティコラム

第57回 メディアとユーザの間 1 ~メディアの魅力~

先月、楽天市場に触れて以降(前回のコラム 「楽天に出向したい」)、毎日のように楽天市場でのウインドウショッピングをし、いくつかは購入してみた。アクセシビリティの観点ではよくないところだらけだけれど、商品点数と安さはかなり魅力であった。「え~、こんなものまで売っているの?」と声を上げること多数。こんなに不思議なものをという ことではなく、これがオンラインで買えるようになったんだという驚きである。

たとえば、『オードムーゲ薬用ローション』という商品がある。 これはなかなか優れもので愛用しているのだが、非常に手に入れにくかった。「なかなか優れものである」という情報は、インターネットの口コミなどで知ることができた。でも、それがどこに売っているかがわからないという現象が発生した。この商品は「オードムーゲあります」という旗を掲げた駅前なんかにある小さな薬店で取り扱っているというのがお約束で、いわゆるドラッグストアには売っていない。今も、その販売手法は確立しているはずで、リアルショップでは近所の数少ない取扱店の常連になって手に入れる人がほとんどだと思う。

しかしである。先日、楽天市場の検索フィールドに「オードムーゲ」と入れてみた。すると、出てきたのである。愛用なのだから『ボトル大』を2本買うことなんか大したことなくて、そうすれば送料はかからずおまけも付くという条件。なじみの薬店のおばちゃんのがっかりする顔を心にしまえば客としては満足がいくわけである。

同じ例で、愛用コスメもやられていた。そのブランドはデパートコスメであったはずなのに、デパートのカウンターに座らされて、じっと肌を眺められて、やっと買える商品だったはずなのに、楽天市場でも売っている……。セレブ感は台無しだし、しかも定価で買い続けてしまっていたし、泣きっ面に蜂。

でも、これが楽天市場の弱いところで、「何か曰くつきの商品に違いない」と思い込むことにして心をおさめた。

それなのに……、Amazonでも売っている………。「○○%off」とか「ポイント○○」とか、堂々としたものである。

というわけで、見える見えないにかかわらず、インターネットのメディアというのは相当な勢いとサービスで魅力を発揮している。見えないとどんどん遅れちゃうという焦躁感でいっぱいになったけれど、よく考えてみれば、見えない人と対等に勝負できる場である。

リアルバーゲン競争には参加できないけれど、オンラインなら参加できる。

オークションも共同購入もやってやろうじゃないかという感じになってきた。

でも、まだちょっと大変というところがあるので、ではどこを穴埋めしたらよいの?というところをちょっとした連載でお届けしたい。その間、試しと称して浪費しないよう心がけたい。

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