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アクセシビリティコラム

第56回 楽天に出向したい

はっきり言ってしまうと楽天市場でのショッピングが大嫌いである。

どのショップに出かけても必ず現れる冒頭の膨大なイメージマップ、それだけでアウト。ときにはがんばってみたこともあるが、商品陳列が悪い、 ショッピングカートがわかりにくい、支払方法と送料の説明がまどろっこしいと三重苦。だったら買わなければいいわけでずっと利用せずにいた。だけど、どう しても利用しなければならなくなった。ううっ、悔しい。

どうしても利用しなければならなくなったそのわけは、あるジャンルの買い物において、楽天市場が大変適していたからだ。見えない私がリアルショップで買おうとするといろいろ手間であるが、オンラインショップであれば簡易であった。楽天市場でなくてもと思って探してみるも見つからない。そのジャンルの(そのジャンルに限らないかもしれないが)ショップがオンラインショッ プを展開するのに、どうやら楽天市場というのは敷居が低いらしい。

多分であるが、この敷居の低さがアクセシビリティの敵のように感じる。

楽天市場に出店したことはないのでわからないが、初めてオンラインショップを手がけようというインターネットに不慣れだったり高齢だったりする店主も出店しやすいしくみができているはずである。たとえば、「ここに写真を貼れば商品が表示されます、簡単でしょう。」というように。そりゃ、簡単かもしれないけれど、それでは私に商品が聞こえてこないのよ…、というような現象がそこかしこで繰り広げられているのではないか。出展店舗が共通に使用するよう な内容、たとえばショッピングカートのしくみ、支払方法や送料の説明はどの出店店舗も共通であるから、ひとつわかりにくい部分があると、出展店舗数分わかりにくいサイトが存在してしまうということになる。であるからして、一部においては直すのも簡単で、一気にぶわあっと直してしまいたい衝動にかられてい る。どこがどうってきりがないのでここに具体的な指摘は避けるが、楽天レベルであれば、アクセシビリティくらいわかる人がいないはずはないので、一店舗でいいから音声ブラウザ入れてよくないところを直していただけると幸い。

どうしても悪いところがわからないようであれば、こんな私でありますが有料でお問い合わせください。(笑)

私は中立主義なので、どこかのサイトに肩入れはしたくないけれど、楽天とAmazonにはアクセシビリティを超意識していただき、安全でわかりや すいオンラインショッピングを音声ブラウザ使用者にも体験してもらいたいなあと思う。それ以外のショッピングサイトは、サイトそのものの使いやすさはもちろん、店としてのサービスを高めて追いつき追い越せでがんばってちょうだい。

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