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アクセシビリティコラム

第20回 HTMLって何だ?

このたび、地方の某ホームページコンテストで、ユニバーサルワークスの公式サイトがユニバーサルデザイン部門最優秀賞を受賞した。

最高賞をはじめとする受賞作品の多くに、FLASHが使用されていた。
私は、FLASHの使用が必ずしもNGとは考えないが、現段階では残念ながら、音声ブラウザによる閲覧では情報掌握が難しい。そこで、手当たり次第、ホームページコンテストのサイトに出かけてみた。やはり、受賞作にFLASHが使用されているものが多かった。(余談だが、どうしてこうもホームページコンテストのサイトというものは閲覧しにくいのだろう。)

Webサイトがみんなに使いやすくなるためには、つくり手(ハードもソフトも)と受け手が同時にじわじわと力をつける必要があると思う。特定の誰かに負担がかかってもよくないし、あまりに不勉強というのもよくない。しかし、誰がどのくらいがんばればよいか、または、がんばらなくてよいかのボーダーラインは非常に難しいところである。

たとえば、近ごろはFLASHのアクセシビリティが叫ばれてはいるのだが、これは、最新の環境で、制作者がいろいろ気を遣って制作し、そうして作られたサイトを選んで、特定の方法で利用したときにやっとアクセシブルとなる。だから、私は使いこなせていない。「オブジェクト、オブジェクト」と耳に入ると、これは単なるカッチョイイ画像なのか、それとも、それなりの機能をもたせているものであるのかを考えなければならない。

前者であるのなら無視をすればよいが、後者である場合は閲覧をあきらめなければならない。だが、その区別すらできない。FLASHを否定しているわけではない。あくまでも、現段階ではのお話である。

しかし、FLASHを使用しているサイトでも、「HTMLバージョン」なる代替手段を用意してくれているサイトがある。(FLASHによる情報と同等でないことも多いので、多少、信用性に欠けることもあるのだが・・・。)「HTMLバージョン」があれば、そちらを利用させていただくことは多い。であるから、私にとって「HTML」という言葉の響きは、見えていれば高性能でカッチョイイ何かを、シンプルにしてくれるというイメージがある。

ところが、このところのメールマガジンには、「テキスト版」と「HTML版」を選択させるものが増えてきた。ここで、いつも私は迷ってしまうのである。「どっちにすればいいんだっけ?、どっちも親切そうだぞ。」と。

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