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アクセシビリティコラム

第18回 勝手にサイト診断2 ~エーザイ~

「制作者よ、このサイトにならえ!」と言いたいわけではない。どちらかというと、「音声ブラウザ利用者よ、このサイトで学べ!」という感じである。

盲人仲間がこう言っていた。
「オレは松井の記事が読みたいんだよ。だから、新聞社のホームページに行って、『スポーツ』→『野球』→『松井』というように進んだつもりなんだけど、ま た同じようなページが出てきてさあ、(グローバルメニューの存在が理解できていないのだろうと推察される。)それでも、『スポーツ』についてしゃべり始め たようだと思ったから聞き続けてみたけれど、『サッカー』の話題なんだよ。『松井』の記事にスッと行くようなソフト(ブラウザの機能?)はないのかね。見 えてたころは、新聞を開けば読みたい記事をサッと読めたのによ、ホームページってのは面倒だな。」と。

オジサマの不満はよく理解できたが、
「オジサマよ、なじみの新聞にもそれなりのルールがあったではないか!」と言いたいわけである。

新聞は右上に新聞名が書かれていて、社会面、経済面、スポーツ、テレビ・・・、コラムはこの辺で、社説はここで、下の方に広告があっ て・・・と。オジサマは興味のない記事や広告を、読み飛ばすスキル?をもち合わせていたはずだ。Webサイトにも、新聞と同じように基本的なルールがある ことをご理解いただきたい。

ヘッダ、フッタがあること、大体このあたりにグローバルメニューが存在し、それらが終わると本文が始まるのだななどと。そうでないと、どん なに制作者(情報発信者)が情報を体系的にまとめても、「わかるはずなのにわからない」というような状態が、いつまでも続いてしまうのである。これは、両者にとってかなりのストレスである。

エーザイのサイトは、情報が体系的にまとめられており、そこに、音声ブラウザ利用者のためのナビゲーション(不可視)が入っている。
「ここから上部共通メニューです。」
「ここからメインメニューです。」
「ここから本文です。」
「ここから下部共通メニューです。」
という具合である。
繰り返すが、制作者に対して、「体系を示すナビゲーションを入れておいてください。」と言っているわけではない。音声ブラウザ利用者に対して、「Webサ イトって、おおむねこのようにまとめられています。」と言いたいだけである。

このような配慮は、たくさんのサイトで見られるとは思うが、近ごろ、私がたまたまエーザイさんのサイトに出会ったもので紹介。

実はおなか周りにお肉が・・・。冷え症対策のビタミン摂取が原因ではと疑念を抱き、『ビタミン』を調べていたわけなのだ。でも、違ったみた い。でも、脂溶性ビタミンは過剰に摂取すると身体に蓄積するみたいだから、水溶性ビタミンの方が安心だよね。“チョコラBB”かあ、チョコラBBには、 “プラス”と“ピュア”があるのね。肌荒れに効くのね、冷え症にも効いてくれたらいいのになあ。でも、せっかく調べたから飲んでみようかな。

と、褒め称えたところでエーザイさん。

  • トップページの表組おかしいですよ。
  • 別ウインドウが多すぎないかい。
  • 次階層以降の「サイドメニュー」の位置がまちまちで混乱しそうだわ。(下図、赤丸印参照)

エーザイ:製品情報ページエーザイ:チョコラBBページ

とてもわかりやすいのに、もったいないのでコメント。

勝手にサイト診断1 ~オルビス~ その後

先に、第10回 勝手にサイト診断 1?オルビス? (2004年4月1日掲載)をお読みください。

イメージボタンのalt属性がついた。ますますわかりやすくなってうれしい。
消費者に戻って2万円購入時に要望し、(数千円では要望する勇気がなかった、とほほ・・・。)8月末に改善されていることに気づいた。うれしくなって1万 円ほど購入し、お礼を言っておいた。私の意見が通ったかは不明であるが、とりあえず、3万円かかった。

ところが、またまた問題発生!
『Edyギフト』の対象企業なのだけれど、Edyギフト のページからオルビスのサイトに入るためには、全面フラッシュを乗り越えなければならな いのだ。

もう、お小遣いがない・・・。

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